SKY
SKY
~あの空の向こうに~
え! ボク死んじゃったの
でも
やり残したことがあるんだよ
おとうさ----ん
物語
交通事故で息子『健』と妻『由紀子』を失った『栄一』
葬儀を終え妹夫婦『あけみ』と『和彦』と家に戻ってきた『栄一』
二人の前で明るくふるまう『栄一』だが、心の中は悲しみであふれていた。3
栄一を寝室に送るあけみ。一人残る『和彦』。
そこに死んだはずの『健』が現れる
『健』は自分が死んでしまったことに気づいていないのだ。
『健』はいつものように『和彦』にいたずらをするが『和彦』は気付かない。
え!ボク死んじゃったの自分が死んでしまったことに気づく『健』
突然和彦が自分には特別な能力があることに気づく『和彦』
死んでしまった『健』の姿は見えないが声が聞こえるのだ
そこへ天国への案内人(アルフレッド=北川)が現れ
「思い残したことはやり遂げなさい」と告げる
死んだ母『由紀子』はなんとこの世で迷子になっているらしく時間が49日あるのだそうだ。
『健』は『和彦』の力を借りていろいろ考えるが何をしていいのかわからない。
あるとき落ち込み続けている『栄一』を見て『健』は思いつく。
「お父さんを元気づけたい」「お父さんとふれあいたい」
しかし幽霊の『健』は栄一に触れることも語りかけることもできない。
天国への案内人(アルフレッド=北川)によると
誰かの体をかりれば出来るらしい
しかしそれには条件がある「肉体と魂」の絆が薄くなっている人間にかぎられるのだ。
そこになんと幽霊の『健』が見える少年『亮』が現れる。
『亮』は二人の話を聞き『自分を使ってくれ』
『亮』の肉体を借りて『亮』としてふるまう『健』
人の肉体に入っている時絶対に自分の正体を明かしてはいけないのだ
『亮』とかかわることで元気を取り戻す父『栄一』
『栄一』の中でどんどん『亮』と『健』が重なっていく
いつしか『亮』のことを大切な家族と思えるようになる『栄一』。
しかし
『亮』の体は『白血病』におかされていたのだった・・・・
物語は『相手を大切に思うこと』から
家族・兄弟・友情の「かけがいのない絆」に触れすすんでいく。
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